2007年5月15日火曜日

受動喫煙、多動性障害の一因か 兵庫の医師らラット実験

 ADHD発症の子供の母親(20~24歳)、なんと喫煙率9割…全体でも一般の2倍の喫煙率続報が来た。
 受動喫煙した子ラットは多動になるなど、脳神経の発達に影響することが、幸生リハビリテーション病院(兵庫県加古川市)の鬼頭昭三医師らの研究でわかった。受動喫煙が発達障害の一つである注意欠陥・多動性障害(ADHD)のリスクの一因になる可能性を示唆するもので、16日から名古屋市で始まる日本神経学会で発表される。

 実験では、妊娠直後から出産前日までの母ラットに約3週間、出生直後の子ラットに4週間、それぞれ毎日2時間、たばこの副流煙を吸入させ、受動喫煙させた。

 母の胎内で受動喫煙した子ラットも、出生直後の子ラットも、受動喫煙していない子ラットに比べ、行動時間や行動距離が約1.5倍と多動になった。エサの場所の認知度を測るテストでは、吸っていないラットに比べ失敗が約1.5倍多かった。
 だんだんADHDとタバコの因果関係が明らかになってきた。かと言ってADHDの人間全部薬などで症状を抑えるのが良いかと言えば、アインシュタインもADHDだったなんてことを考えるとその行為が天才の出現を押さえてしまう可能性もなきにしもあらずなので反対かも。もちろんタバコで人為的にADHDを発生させ天才を発生させるなんて行為は絶対に反対。それをやるぐらいだったらControlされた遺伝子組み換えの方がまだ人道的だ。タバコはいわばランダムな遺伝子組み換え。何が起きても不思議じゃない。